2019.09.27 by PLAYDRIVE
ラリー
©WRC Promotor
9月27日、FIAはウェブサイトを更新し、2020年のWRCカレンダーを公表した。
これは6月14日にフランス・パリで開催されたFIA世界モータースポーツ評議会(ワールドモータースポーツ・カウンシル、WMSC)で検討され、先送りとなっていたもの。WMSCが今週、電子投票を行い、決定となった。
6月の段階でのWRCプロモーターおよびWRC委員会からの提案は、日本とサファリが加わり、ツール・ド・コルスとドイツが抜ける14戦だった模様。ここにフランス・ドイツの猛反対があり、欧州圏内WRCイベントの処遇について検討するためカレンダー全体の決定が先送りとされていた。注目のラリージャパンは11月19日〜22日の最終戦として組み込まれる予定となっており、2010年以来、実に10年ぶりにWRC日本開催の運びとなる。
シーズン最後の大一番となる可能性もあるタイミングに組み込まれたことで、今年11月に開催されるセントラルラリー愛知・岐阜にも各チームから視察スタッフやドライバーが訪れる可能性も高いと言えるだろう。
また、大きな変更点としてはサファリラリー(ケニア)、ラリーニュージーランドが組み込まれたほか、フランス、オーストラリアがカレンダーから外れている。
現在発表されている暫定カレンダーは以下のとおり。