2013.06.03 by PLAYDRIVE
イベント ラリー
6月2日に長野県菅平高原でTRDラリーチャレンジ Rd.2 in 長野が開催された。
今回は、昨年の新城ラウンドに引き続き、トヨタ自動車社長のモリゾウこと豊田章男選手が86でクラス4に出場。さらにGAZOO Racingとして脇阪寿一/飯田章の両ドライバーも86で参戦するとのことで、会場には多くの報道陣とファンが詰めかけた。
TRDラリーチャレンジでは安全にSS方式のラリーを楽しむために、短いSSとリエゾンを組み合わせ、SSは基本的に上りとするなど、参加者に配慮した設定となっている。今回も初参加者だけで10組近くが集まった。
注目の脇阪/飯田組はラリー初挑戦。ドライバーを脇阪が、コ・ドライバーを飯田が務める。ダート初挑戦ということもあり「ダートの走り方はほんとに分からないですね(笑)」とコメントしていた脇阪だが、昼のサービスをはさんで午後に入ると、一度走行したSSということもあってかタイムを徐々に伸ばし、結局クラス4トップでフィニッシュ。モリゾウ選手はクラス4位だった。
クラス1(NCP131)は大倉聡/戸田宏子組、クラス2(NCP91)は戸塚和之/角田大輔組、クラス3(SCP10)は野村長/田崎彩夏組、クラス5(1500未満トヨタ車)は西能徹/波田隆志組がそれぞれ優勝を飾った。
■優勝ドライバーコメント
クラス1:大倉
「今回は社長秘書の方をコドラにして出てくれってオファーがあったので出ました。ただ、去年はサービスで来てましたけど、自分で出場したのは初めてです。レベルも高いですし走り応えもありました」
クラス2:戸塚
「最初から松岡選手とコンマ差で争っていたので、終始気が抜けないラリーでした。なので、最終SSだけはアタックをかけましたが、勝てて良かったです。ことしはフル参戦して、ぜひ来年は全日本に挑戦したいですね」
クラス3:野村
「スタート直後は接戦になったんですが、ロングの林道SSで離すことができました。その意味ではラリー運びはまぁ順調に行きましたね。ことしはぜひチャンピオンを狙いたいと思っています」
クラス4・脇坂
「純粋に楽しかったですよ。ダートのSSは最後にちょっとミスコースしかけましたけど(笑)。でも林道はちょっと怖かったですね。ペースノートも簡単なヤツは作ったんですが、コドラを信用できなくて(笑)、なかなかペースノートどおりに走れなかったですね。でも、またリベンジで出てみたいです」
クラス5:西能徹
「昨年までは1000のヴィッツで出ていましたが、全日本に出ている増川さんのヴィッツを購入したのでクラス5に出ました。今回はどうしてもモリゾウさんにも勝ってオーバーオール優勝したかったんですが、その目標が達成できたので嬉しいです」