2017.05.11 by PLAYDRIVE
JAFの取り組み ジムカーナ
5月9日に発表されたJAFモータースポーツ公示において、「2018年日本ジムカーナ/ダートトライアル選手権規定」が公開された。
大きな変更点としては、全日本ジムカーナ選手権のPN3クラス(スピードPN車両部門のクラス3)の排気量と駆動方式が改められ、現在は「気筒容積1600ccを超える2輪駆動(FF、FR)のPN車両のうち、FIA/JAF公認発行年またはJAF登録年が2012年1月1日以降の車両」となっているが、2018年より「気筒容積1600を超え2000cc以下の2輪駆動(FR)のPN車両のうち、FIA/JAF公認発行年またはJAF登録年が2012年1月1日以降の車両」とされた。
この変更により、PN2クラスは2000ccを超えるFF/FR車両、PN3クラスは1600〜2000ccのFR車両のみとなり、PN2クラスとPN3クラスのどちらにも該当していた車両が、明確にいずれかのクラスに組み込まれるかたちとなる。
近年参戦している車両の例としては、1600ccターボ+FFのプジョー208GTiはPN2クラス、2000ccターボ+FFのホンダ・シビックタイプRはPN2クラス、2000cc+FRのマツダ・ロードスターRFはPN3クラス、1400ccターボ+FRのアバルト124スパイダーはPN2クラスに区分される。
なお、これまで全日本ジムカーナ選手権および全日本ダートトライアル選手権の年間最大開催数は8大会とされていたが、最大10大会まで拡大される。