2026.05.31 by PLAYDRIVE
ラリー
WRC第7戦ラリージャパンのWRC2で自身初表彰台となる3位フィニッシュを果たした山本雄紀。地元ラリーでの初ポディウム獲得、その要因を振り返ってもらった。
──初めてのWRC2でのポディウムを決めた気持ちは。
いやもう、うれしいのと、やっとっていう感じで。ラリージャパン入る前から狙っていましたし、それに向けてしっかり準備してきたので、有言実行できたのがまずは本当にうれしいです。
──昨日までかなり落ち着いていましたが、今日の残り6SSはどういう気持ちで走りましたか?
昨日に引き続き集中できていました。後ろとの差も把握できていたので、緊張せずにずっと自分のドライブを続けられました。リスクを取らず、でもしっかりと後ろのとのギャップも広げつつゴールできました。いい感じに走れたと思います。
──落ち着いてペースコントロールができた要因は。
今年は結果につながっていませんがスピードがあることは分かっていたので、自分の走りで負けることはないだろうという自信はありました。今回は自分で1SSごとのリザルトに一喜一憂しないということをテーマに臨みました。それがすごくうまく働いて、ずっと同じ気持ちで集中が続き、安定感も出せたと思います。自分で設定してきた目標や準備がうまく噛み合ってくれたおかげだと思います。全体のマネージメントがうまくいったので、ラリー運びとして自信がつきましたし、今後にも活きてくると思います。
──初ポディウムを日本で決められたことについてはいかがでしょう。
間違いなく忘れられない思い出です。もちろんゆくゆくは優勝てステップアップをしていきたいですが、まずは今年WRC2のポディウムを獲るぞというのを目標にしていましたし、本当に皆さんの応援のおかげで達成できたと思います。日本で初ポディウム、マジでうれしいです。
──今年はケガもありましたが、どのようなところに自身の成長を感じますか。
ラリー2も3年目ですし、こういう限界の高いクルマで、限界を使って走るのって、それまでにラーニングカーブの中に色々悔しい瞬間とかもありましたが、どこを改善すべきかなどの経験も蓄積できて、それが自信にも繋がっています。ラリー全体として良くなかったところも、次のステージでいいタイムを出せる要因のひとつとなったと思います。こうして経験を積ませてもらっている点はありがたいですし、それが大きいですね。
──今季この後は全部グラベルになりますが、直近の目標は?
今年のWRC2ノミネートは日本が2戦目だったので、僕のシーズンは実質的に始まったばかりです。ギリシャ、エストニア、フィンランドと続きますが、得意な方のイベントですし、今回できたラリー運びが再現できれば、必ず去年よりもいい結果につながると思います。今後も同じように表彰台を狙って、その中で優勝できればと思っています。