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XCR浅間アタック:ヨコハマタイヤ勢が総合トップ3を独占。3クラスを制覇

2026.08.03 by PLAYDRIVE

クロスカントリーラリー

XCRスプリットカップシリーズ第4戦「ASAMA ATTACK」が8月1日〜2日、群馬県で開催され、ヨコハマタイヤを履くCUSCO YH ジオランダートライトンの柳澤宏至が総合優勝。2位にも同じく番場彬、3位にはタイから参戦したマナ・ポーンシリチャード(いずれもトヨタ・ハイラックス)とジオランダーユーザーが入り、ヨコハマタイヤ勢がトップ3を独占した。

(以下、発表リリース)


【XCRスプリントカップシリーズ 第4戦 / 群馬県長野原町・嬬恋村】
「ASAMA ATTACK」でヨコハマタイヤ勢が総合トップ3を独占!!

2026年は全7戦のカレンダーが組まれている、クロスカントリーとSUV車両で競われるラリーシリーズ「XCRスプリントカップ」。シーズンの折り返しとなる第4戦は8月1日(土)・2日(日)に群馬県長野原町をホストタウンに隣接する嬬恋村で開催、初のXCR Sprint Cupの単独開催となる「ASAMA ATTACK」が行われた。

本大会に参戦したのはClosedクラスの4台を含む28台という盛況ぶり。競技は嬬恋村にあるクローズドのダートコース「アサマレースウェイ」と、同村内の林道に設けられたグラベル(未舗装路)のSS(スペシャルステージ)が舞台。2日間で7本のSS、合計距離22.66kmが戦いの舞台となった。

天候に恵まれた週末、戦いの幕開けとなるオープニングのSS1は、アサマレースウェイでの「Asama 1 (1.78km)」。幸先よくこのステージを制したのは「CUSCO RACING」から三菱・トライトンで参戦する柳澤宏至選手/加勢直毅選手組、国内外のラリー経験豊富なクルーだがXCRについては前戦の秋田で初参戦、その実力をあらためて見せるかたちとなった。

SS2は林道に舞台を移して「Kurumazaka 1 (6.88km)」、峠の登り区間だが後半は“七曲がり”のようなツイスティな道のりとなる。ここはライバル勢がベストタイム、ヨコハマタイヤの「GEOLANDAR」勢ではタイから参戦のMana Pornsiricherd選手/ Kittisak Klinchan選手組(トヨタ・ハイラックス)がセカンドベスト、柳澤選手組はサードベストでトップが入れ替わる。

舞台を再びアサマレースウェイに移してのSS3「Asama 2」、ここでトップのライバルは車両トラブルで戦列から消え、昨年まで4年連続でチャンピオンを獲得している番場彬選手が藤田めぐみ選手とのコンビで駆るトヨタ・ハイラックスがステージベストをたたき出し、3番手にポジションをアップ。Mana選手組がセカンドベスト、柳澤選手組はサードベストで順位は柳澤選手組がトップ、Mana選手組が0.8秒差の2位、番場選手組が6.8秒差の3位と、「GEOLANDAR」勢がワン・ツー・スリー・フォーメーションを構築した。

番場選手組は初日を締めくくるSS4「Asama 3」でも連続ステージベストで差を詰めた一方、柳澤選手組はセカンドベストで安定した走りを見せる。初日を終えて柳澤選手組がトップ、2位のMana選手組は1.7秒、そこから3.7秒差の3位が番場選手組という、「GEOLANDAR」勢による三つ巴となって競技は二日目を迎える展開に。

一夜明けた嬬恋村も朝から好天に恵まれ、まずはアサマレースウェイを昨日とは逆方向に走るSS5「Asama Reverse 1 」(1.78km)からLeg2がスタート。勢いに乗る番場選手組が前日から3連続となるステージベストで2番手へ浮上したが、林道へ舞台を移したSS6「Kurumazaka 2 (6.88km)」は、登り区間での優位性を武器にMana選手組が本大会初となるステージベストで再び2番手を取り戻してシーソーゲームが激化していく。

勝負を決する最終SSまでの順位は、トップが柳澤選手組、2番手は2.2秒差のMana選手組、そこから1.1秒差の3番手が番場選手組という「GEOLANDAR」勢による大接戦。戦いを締めくくるSS7「Asama Reverse 2」は1.78km、短いSSだがワンミスで順位は変わる可能性もあるため、関係者もギャラリーも手に汗握る接戦の行方に注目が集まる。

そんな中、最終SSでステージベストを刻んだのは番場選手組、これでMana選手組を再逆転して2番手でフィニッシュ。Mana選手組は3番手、そして終始安定感の高い走りを見せた柳澤選手組が番場選手組を1.2秒振り切って優勝を飾り、柳澤選手組はXCR Sprint Cup参戦2戦目の優勝で、高い実力をあらためて見せる結果となった。

こうしてXC-2クラスのトップ3を「GEOLANDAR」勢が独占したほか、XC-1クラスの惣田政樹選手/猿川仁選手組(デリカD:5)、XC-3Sクラスの大塚祐樹選手/HANA選手組(ライズ)が優勝を飾り、Closedを除く全5クラス中3つのクラスを「GEOLANDAR」勢力が制して強さを見せた。

■柳澤宏至 選手 (CUSCO YH ジオランダートライトン)
前戦の秋田を終えて、マシンは足回りやブレーキバランスなどのセットアップを煮詰めて来ました。ドライバーの自分自身もマシンの操作性というか扱い方に慣れてきて、「こんな感じで走らせると、こんなタイムになるんだな」というところが分かってきてオープニングステージでのベストタイムにもつながりました。結果としてベストはオープニングの1本のみでしたが、ライバル勢がステージ毎に多少の波があるなかで、自分たちは安定していたことが勝利につながったと言えるでしょう。

自分としては一所懸命に走っているだけですが、そんなにミスも無く淡々と走った感じでした。林道のステージでは根石も多くあったのですが、余程のインカットなどをしない限りはマシンもタイヤも全然問題ありません。パンクするかもというような不安も皆無で、しっかり攻めて行くことが出来ました。

終盤にはチームメイトの番場選手組が追い上げてきましたが、こちらも追いつかれないように、やれることをやって走って逃げきれました。

■番場 彬 選手 (CUSCO YH ジオランダーハイラックス)
ともに「GEOLANDAR」を装着するハイラックスを駆るMana選手との接戦になりましたが、パワーの差があるので林道ステージではそこをカバーするために2日目ではミッションのマニュアルモードを活用してパワーバンドを外さない走らせ方で攻めていきました。「Asama」でステージベストを重ねて「Kurumazaka」の分を取り返す、という流れになりましたが、あと一歩トップには届かなくて悔しいですね。

最終ステージに持ち越された勝負は自分が3番手、前を行くMana選手組はなんとしても逆転しなければと思いつつ、タイム差的にトップまでは柳澤選手組に何かなければ難しいところだったので、身内の不幸を願うのは嫌ですから今後のシリーズ展開を考えてMana選手の前に出ること、1.2秒差をひっくり返すことに集中して臨みました。そのうえで、「あわよくば……」という思いもありましたが(笑)。

2位で悔しい部分もありますが、車の走らせ方ひとつとってもいろいろなデータをとれて、車の“活かし方”を知ることが出来たので、収穫の多い一戦となりました。




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