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全日本三河湾がエントリーリストを発行、クラス移籍やマシン変更が明らかに

2025.02.12 by PLAYDRIVE

ラリー

2025年の全日本ラリー選手権開幕戦となるラリー三河湾(ターマック、愛知県)がエントリーリストを発行。クラス移籍やマシンを変更するクルーも多く見られる。

JN-1チャンピオンの新井大輝(シュコダ・ファビアR5)は、コ・ドライバーに2023年のWRCラリージャパンでも組んだ立久井大輝を、今年もLUCK with ROOKIE Racing RALLY Teamから参戦する勝田範彦(トヨタGRヤリス・ラリー2)は保井隆宏を、スバルWRX S4で参戦する新井敏弘は小坂典嵩をコ・ドライバーに迎える。

福永修は、最新型のシュコダ・ファビアRSラリー2を投入。鎌田卓麻は、マシンをシュコダ・ファビアR5にスイッチし、エントラント名はCastrol with TEINとなっている。

例年以上に激戦区となることが予想されるのが、JN-2クラス。チャンピオンの三枝聖弥は、コ・ドライバーに、昨年まで勝田と組んでいた木村裕介を迎え、スバルVABを駆る。JN-4連覇を果たした内藤学武は、昨年の最終戦ハイランドの表彰式で表明した通り、トヨタGRヤリスを手に入れてJN-2クラスに移籍。さらにJN-5で激しいタイトル争いを演じた大倉聡も、GRヤリスでJN-2からエントリーしている。また昨年モリゾウチャレンジカップ(MCC)で初代王者に輝いた山田啓介、好バトルを見せた貝原聖也はカップを卒業してJN-2クラスにエントリーしている。さらにクスコレーシングから、東京工科大学准教授を務めながらレース経験も持つ田村吾郎がGRヤリスで参戦する。

JN-2クラスのサブカテゴリーとして原則25歳以下のドライバーが対象となるMCC(GRヤリス、GRヤリスDAT)も新しい顔ぶれが変わり、TGR WRCチャレンジプログラム4期生の選考会でファイナルまで進出した昨年のニュージーランドジュニア王者のジール・ジョーンズはクスコレーシングから参戦。クスコレーシングは、このほか5人のドライバーを交互に参戦するプランを発表しており、この三河湾には木内秀柾、松原周勢がエントリーしている。TGR-WRJからは、継続参戦の大竹直生に加え、昨年までJN-5クラスや地方戦でラリー経験を積んできた平川真子が参戦。同じくJN-5クラスからは兼松由奈もステップアップを果たす。

今年の全日本ラリー選手権で大きな変更となるのが、ハイブリッド車や電気自動車などのAE車両を対象とした新設の環境対応クラス、JN-X。昨年までの1800cc以下対象のJN-6クラスに変えて、排気量2500cc以下にまで範囲が広がり、絶対王者の天野智之がトヨタRAV4を投入する。

RALLY三河湾2025エントリーリスト



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