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WRCラリージャパン:現行ラリー1車両ターマック戦 最後の勝者はエバンス。勝田貴元は悔しい4位

2026.05.31 by PLAYDRIVE

ラリー

2026年シーズンWRC第7戦ラリージャパン(ターマック)は、5月31日(日)に、最終日の6SSを走行し、エルフィン・エバンスが勝利。12.8秒差の2位にセバスチャン・オジエ、51.4秒差の3位にサミ・パヤリ、4位には勝田貴元が入り、トヨタが上位4台を独占することになった。

ラリー3日目は「Nukata(20.49km)」と「Lake Mikawako(13.98km)」に続き、シェイクダウンの逆走となる「Kuragaike SSS(2.56km)」を2本連続で走行。豊田スタジアムでのサービスを挟んで、午後は「Nukata」と「Lake Mikawako」をリピートする6SS、74.06km。最終のSS20はボーナスポイントが付与されるパワーステージとして実施される。

最終日ながら、70kmを超える距離が残されているが、昨年はタイヤフィッティングゾーンだった中間マシン整備は、15分間ながらフルサービスに変更されている。首位のエバンスと総合2番手につけるオジエとの差は17.8秒。昨年とは逆に追われる立場で最終日を迎えたエバンスは「重要な1日だし、すごくハードな状況になると思う。様々な路面状況も混在しているだろうしね」と、警戒感をあらわにした。

朝の段階で天候は曇り、気温は20度前後と過ごしやすいが、日中にかけて気温が上がる可能性が高い。ドライコンディションを受けて、全クルーがハードタイヤ5本を選択し、ステージへと向かった。前日のSS10でコースオフを喫したオリバー・ソルベルグ(トヨタ)はマシンを直し、再出走を果たしている。

SS15はインカットによりライン上に泥が掻き出されており、後方スタートは不利な状況。サンデーポイントを狙う先頭スタートのソルベルグが、クリーンな路面のアドバンテージを活かし、エバンスに2.1秒、勝田に2.5秒差をつけるベストタイム。3番手を走行するパヤリは8.4秒差の5番手タイムで、勝田との差は21.0秒に縮まった。

パワーステージの舞台となるSS16は、「日本のファンのために全力でプッシュする」と宣言した勝田が、オジエに0.1秒、ソルベルグに0.2秒、パヤリに1.7秒差のベストタイムをたたき出した。

SS17とSS18は、シェイクダウンでも使用した鞍ケ池公園のショートステージを2本連続で走行する。名物ランナバウトで大歓声を受けながら、SS17はオジエが勝田とソルベルグを0.4秒しのぐ一番時計をマーク。続いて行われたSS18もオジエがソルベルグに0.7秒差をつける連続ベストを刻む。勝田はSS18で右リヤをヒットさせ、パヤリと同タイムとなる1.5秒差の3番手で走り切った。

15分間の中間サービスを挟んだ最終セクション。SS19はスーパーサンデーで勝田を3.1秒リードするソルベルグが、勝田に4.4秒差のベストタイム。オジエは5.6秒差の3番手タイム、エバンスは7.8秒差の4番手タイムでまとめ、エバンスは13.3秒のアドバンテージを持って最終のパワーステージに挑むことになった。

リグループを挟んで、ラリーのフィナーレを飾るパワーステージ、SS20「Lake Mikawako 2」を迎えた。ラリー2/RC2勢からスタートするリバースオーダーが敷かれ、フォード・フィエスタ・ラリー2をドライブするロメット・ユルゲンソンからスタート。WRC2クラス3番手につける山本雄紀は3番目、スーパーサンデー首位のソルベルグが6番目、勝田貴元が12番目、首位のエルフィン・エバンスがラリー1勢最後の15番目に登場する。

WRC2はニコライ・グリアジン(シトロエン)が、このSS20でスピンを喫したアレハンドロ・カション(トヨタ)に18.3秒差をつけて勝利。山本雄紀(トヨタ)が2分54秒4差の3位に入り、キャリア初となるWRC2表彰台を手にした。

ラリー1勢の最後を締めくくったエバンスがSS5番手タイムでまとめ、第2戦スウェーデン以来となるシーズン2勝目を獲得。エバンスがラリージャパンで勝利を収めるのは2023年、2024年に続き3度目となる。現行ラリー1マシンでターマック最後のウイナーに輝いた。12.8秒差の2位にはオジエ、51.4秒差の3位にパヤリ、1分3秒5差の4位に勝田が入り、昨年に引き続きトヨタ勢が上位を独占した。パワーステージを制したソルベルグがスーパーサンデーも獲り、ボーナスポイントをフルで持ち帰っている。

WRCラリージャパン 最終結果
1. E.エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1) 3:17:08.0
2. S.オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1) +12.8
3. S.パヤリ(トヨタGRヤリス・ラリー1) +51.4
4. 勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) +1:03.5
5. A.フルモー(ヒョンデi20Nラリー1) +2:34.8
6. T.ヌービル(ヒョンデi20Nラリー1) +3:13.6
7. H.パッドン(ヒョンデi20Nラリー1) +4:44.8
8. J.アームストロング(フォード・プーマ・ラリー1) +5:45.2
9. N.グリアジン(ランチア・イプシロン・ラリー2HFインテグラーレ) +9:21.3
10. J.マカリアン(フォード・プーマ・ラリー1) +9:23.0



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