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APRCオタゴ:高橋父子が2WD優勝。総合でも3位フィニッシュ

2026.04.21 by PLAYDRIVE

ラリー

Peter Whitten

2026年のアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)開幕戦ラリーオブオタゴが、4月10日〜12日にニュージーランドで開催され、日本の高橋冬彦/研の父子クルーがフォード・フィエスタ・ラリー4で参戦。APRC部門の2WDクラス優勝を飾ったほか、APRC総合でも3位でポディウムフィニッシュを果たした。

日本で開催されるイベントも含め、長くAPRCに参戦を続けている高橋。フィエスタ・ラリー4は2024年8月に、オーストラリア在住のアリスター・マクレーから購入し、ニュージーランドのチョイス・パフォーマンス(ラリーアート・ニュージーランド)にメンテナンスと保管を依頼している。

今回は、無事に完走してクルマに慣れながら、ほかのとの差を見て目標順位を決めて走ることと目標を掲げた高橋。ラリー初日はいつも安全運転になってしまうとのことだが、「オーバースピードでコーナーに突っ込んでしまい、かえってタイムをロスする。あぁ楽しいなっ、て思える運転をしている時が、一番、私はうまく運転できるようです」と語る。

レグ1の前半を終えたところで、同クラスに参戦しているなかでは一番の好タイムを出していることを確認し、ここで、APRC部門の2WDクラス優勝を目標として設定した高橋は、2WDクラス2番手に31.3秒、3番手には3分13.9秒の差をつけてこの日を折り返す。

Peter Whitten

レグ2は、前日に2番手のクルーに対して勝ったSSと負けたSSを分析し、この日にトータルで勝つにはどんなイメージで走れば良いか、息子であるコ・ドライバーの研と相談。負けている区間はターマック区間での走り方のクセでアクセルが踏み切れいことが原因では、と特定。この日は、給油時にチームメカニックがリヤタイヤの空気圧が低いことを発見して急いでタイヤを交換したり、ラリーで唯一泥の多いSS14でコースオフが発生し、ステージがキャンセルになるなどの波乱にも見舞われながら、2番手との間に42.1秒のマージンを残して最後の2SSに臨んだ。最終SS16は、このラリーの最も人気のある、高速でクレストを駆け抜けるステージ。大勢の観客が集まるなか、緊張のあまりにSアウトに飛び出してバックギヤでコースに戻るというミスもしながらも、見事APRC部門2WDクラス優勝、併催のニュージーランド選手権でも2WDクラス優勝を飾った。

市庁舎で行われた正式な表彰式では、自動翻訳を使ってスピーチの文章を作成したり、イタリアから参戦した同じ部門のコ・ドライバーと交流するなど、海外ラリーならではの楽しみかたも満喫した高橋。

Fuyuhiko Takahashi

今回のラリーオブオタゴは、開催50回目の節目にあたり、エントリー数も史上最多の148台を記録。日本からも、高橋組のほか、金藤公人とニュージーランドに留学中の央樹父子がスズキ・スイフトでALLCOMERクラスに参戦し、全体の総合では68位と、高橋組よりもひとつ上の順位でフィニッシュ。高橋は「APRC 2WD優勝に専念していたので、仕方がないです。でも、以前にも金藤さんには負けているので、次回は勝ちたいですね」と語っている。

そのほか、クラシッククラスにはクリス・ミーク(フォード・エスコートRS1800)や
マッズ・オストベルグ(マツダRX3)なども参戦した。

APRCオタゴ 最終結果
1 J.ストークス/H.グレーブス(シュコダ・ファビア・ラリー2Evo) 2:21:07.9
2 J.ホークスウッド/J.ファーマー(トヨタGRヤリス・ラリー2) +1:34.0
3 高橋冬彦/高橋研(フォード・フィエスタ・ラリー4) +40:02.2
4 J.ジャバク/M.シェリフ(フォード・フィエスタ・ラリー2) +40:32.7
5 E.ビゴ・ロペス/F.アメネイロ(スズキ・スイフトスポーツ) +44:44.8




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