2015.01.07 by PLAYDRIVE
サーキット ストリート 新製品
クスコブランドで自動車用パーツの製造・販売を手がけるキャロッセは、英国のヘリカルLSDのトップメーカーであるRTクワイフエンジニアリング社の正規代理店として、クワイフ製品の販売を開始する。1月9日から開催される「東京オートサロン with NAPAC」で発表の予定だ。
キャロッセは30年以上にわたりプレートタイプのLSDで国内販売トップシェアを誇っているが、クワイフとグローバル市場を席巻するため、協働体制を構築することで合意。それぞれの販路を活用したマーケット戦略を展開するという。2015年はクワイフの創業50周年でもあり、キャロッセが正規代理店として日本市場での販売を開始する。
クワイフのATB(オートマチック・トルク・バイアッシング)LSDは、プレートタイプLSDでは難しいとされていたギヤボックス容量の小さな車両やオートマチック車などを対象に、ヘリカルギヤを用いてロックしにくい機構を実現しており、豊富な欧州車用ライナップを取り揃えている。キャロッセでは、ATBタイプLSDの欧州車用ラインナップを中心に、2月初旬からデリバリーを開始する予定だ。
(プレイドライブ)