2014.04.28 by PLAYDRIVE
ジムカーナ
■概要
全日本ジムカーナ選手権第2戦が、仙台ハイランドレースウェイで開催された。同サーキットでの全日本戦は3回目だが、今年の9月で営業終了が決定しており、選手たちから東北地方のモータースポーツの拠点の閉鎖を惜しむ声が多く聞かれた。
昨年の7月開催から、ゴールデンウィークの序盤開催へと時期を移した今回は、練習日から決勝日まで終始晴天に恵まれた。折しも東北地方は桜が満開の時期。開幕戦とは打って変わって気温も高く、春らしい陽気のなかでの1戦となった。
また、土曜日の練習走行終了後に、併設のショートサーキットにて、全日本ドライバーによる同乗走行も実施された。関係者のマシンでドライバーたちがドリフトやサイドターンを実施。学生や子供たち、モータースポーツに興味はあるが参加まではしていないといった人たちが、全日本のテクニックを間近で見て体験できるとして、昨年も好評を博していた試みだ。モータースポーツ人口の拡大、ファンの拡大へと結びつける意味で、ぜひ今後も色々な地域で実施してくれることを願いたい。
そんな仙台ハイランド最後の戦いでは、新たなウイナーが多数生まれた。PN1クラスはなかなか勝ち星に恵まれなかったという石原裕也がうれしい初優勝。PN2クラスはFD2シビックやZ34フェアレディZのなかでコルトラリーアートを駆った蛯原輝彦がコンパクトさを生かしての勝利。SA1クラスは関東チャンピオンの近藤岳士が全日本スポット参戦ながら実力を見せつけた。
■全日本ジムカーナ選手権 第2戦仙台ウイナー
PN1 石原裕也 DLエナペeniモタイスイフト 1’19.572
PN2 蛯原輝彦 ゴノイLink初音Rコルト 1’18.186
PN3 山野哲也 EXEDY 11A BRZ 1’17.450
PN4 岡野博史 ADVANリジットランサー 1’12.944
N1 箕輪雄介 ADVANペトロナスインテグラ 1’13.492
N2 小林辰朗 ADVANトタルザクロスRX7 1’12.536
N3 菱井将文 BSレイズ・クスコランサー 1’09.794
SA1 近藤岳士 Moty’sローリングCR-X 1’13.994
SA2 柴田優作 ADVANペトロナスEXIGE 1’10.628
SA3 野島孝宏 DLレイズWMChalランサー 1’08.548
SC 野中信宏 TY速心☆WMXITOランサー 1’08.196
■リザルト
http://playdrive.jp/result/5195