2015.08.26 by PLAYDRIVE
ラリー
「TOYOTA GAZOO Racingチャレンジプログラム」の若手育成ドライバー新井大輝、勝田貴元が、今週8月28−29日に開催されるフィンランドラリー選手権第5戦ラリートゥルクで、一連のプログラムでは初の海外実戦に臨む。
今回2人がドライブするのは、トミ・マキネン・レーシングがプリペアするスバルWRX STI。勝田のコ・ドライバーは、全日本ラリー選手権では父・勝田範彦のコ・ドライバーでもある足立さやかが務める。
新井のコ・ドライバーは、空軍出身で英国のコ・ドライバー育成プログラムを経験した異色の経歴を持つフィル・ホール。新井がフィンランドでのトレーニングを開始する一週間前にオファーを受けたというホールだが、英国在住経験のある新井は「発音がキレイなので聞き取りやすいことも助かるが、なによりラリーへの情熱が熱い」と、コンビネーションもバッチリのようだ。
ドライバー陣は、8月22日に日本を出発しており、28日にレッキが始まる。ラリートゥルクは、フィンランド南西部にあるフィンランド最古の町、バルト海に面する港湾都市トゥルクが拠点となる。28日は夜にはラリースタートを迎え、この日は16.78km、5.27kmの2本を走行。翌29日は、12.35km、11.36km、5.60kmの3本を2回ループする6SSが設定される。計9SSの総ステージ走行距離は95.26km、リエゾンを含めた総走行距離は249.15kmとコンパクトな構成だ。