2015.03.04 by PLAYDRIVE
サーキット ジムカーナ レース 新車
ホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは、ジュネーブモーターショーにて欧州向け新型シビックTYPE Rを発表した。
かねてから噂されていたとおり、「歴代最高のシビックTYPE R」を目指した新型のスペックは、2リッターVTECターボエンジンを初採用し、最高出力310馬力、最大トルク400Nmを達成。ダウンフォースを高めつつ空気抵抗の低減を狙ったエアロダイナミクスは、シミュレーターだけでなく風洞施設も活用。6速マニュアルトランスミッションとの組み合わせで、0-100km/h加速は5.7秒、最高速度はFFハッチバックモデルとしてはトップレベルの270km/hをマークする。
サスペンションには「アダプティブダンパーシステム」と呼ばれる機構を備え、310馬力を確実に路面に伝え、爽快なハンドリングを実現。トルクステアを軽減する「デュアルアクシスストラットサスペンション」をフロントに採用している。
室内には、エンジンのレスポンス、サスペンションのダンパー、パワステのアシストなどを変更する「+R」ボタンを搭載するなど、スポーツ走行と日常走行の両立も可能となっているようだ。
欧州での発売は2015年夏からという新型シビックTYPE R。世界のレースシーンや国内競技での活躍も楽しみだ。
(プレイドライブ)