2026.03.01 by PLAYDRIVE
ラリー
2026年、新たに次世代ドライバー育成プロジェクトを立ち上げたラリーチーム・アイセロ。全日本ラリー選手権開幕戦ラリー三河湾のラリーパークにブースを出展し、オーディションを経て選出したドライバー、石森聖生も登場した。
牧野太宣監督は、今季の参戦内容として「今年に関しては、基本的にターマックのみを考えていまして、準備期間等々を考慮すると、第3戦のラリー飛鳥から開始したいと思っています」と明かした。
「グラベル2戦はお休みをいただいて、その間にグラベルのトレーニングや、そこまでのターマック2戦での反省をもとにターマックの方もトレーニングをして、後半戦に臨む、というイメージをしています」
「コ・ドライバーについては、ラリーの基本というところを学んでいただきながら、 いろいろと入り組んだことが多い競技なので、その辺りに関してはベテランの北川紗衣選手にコミュニケーションを取りながらやってもらおうと考えています。ただ、北川選手も仕事など多忙で都合がつかないところもあるので、ほかの方の採用もあり得ると考えています」と今季のプランを明かした。
石森の選出については「ビビっときたからです(笑)」と笑顔を見せつつ、「募集をさせていただいた当初から、最終的には日本一のラリードライバーを育てることを目指してはいますが、ドライビングの上手さだけで選ぼうとしていたわけではなく、あくまでみなさんにラリーやモータースポーツの楽しさをハッキリと正確にお伝えできる人材が大前提でした。でも、結果的にドライビングがいい人は、喋りもいいし性格もいいぞ、っていうことが、今回のオーディションで判明しました(笑)。彼は、これまでのストーリーも非常に面白いですし、今後の活躍もすごく期待できるので、きっとみなさんにモータースポーツの楽しさをお伝えしてくれると思います」と期待を寄せている。
牧野監督の白羽の矢が立った石森は「自分は昨年までは4年間、スーパー耐久や86/BRZレースなどサーキットのレースをメインにやってきたので、ラリー自体は本当に初めてです。そんななか、60人以上の応募から選んでいただけて、すごく嬉しいです。クルマの運転という部分はいろいろ経験してきましたが、またいろいろなことを覚えないといけないので、新しいことに挑戦できるというワクワクが、今はすごくあります」と率直な気持ちを語った。
「ラリーは、本物を現場で見たことはないのですが、YouTubeなどの動画で見てきました。自分自身、レースを始めたのは社会人になってからなのですが、それまではドライブが趣味で、ただのクルマ好きからスタートしているので、ラリーの世界には親近感があり、憧れはすごく感じていました。何かチャンスがあればと思っていたところ、このプログラムの募集をSNSで見つけて応募させていただきました。
決まってまだ1週間くらいなので、つい先週、やっとラリーについて概要を講習させていただいたばかりです。内容も知らない部分がすごく多かったので、まずはラリーについて勉強させていただき、これから実際にペースノートのトレーニングなどをやっていけたらと思っています。ちょうど一昨日、ラリーのゲームを買ったので、これでペースノートを聞きながら運転するというトレーニングをしながら、実践にも活かしていこうと思っています」
今回のラリー三河湾では、チームの一員としてアイセロブースでラリーファンとの交流やラリーのPRに務めた石森。
「今回、初めて全日本ラリーの現場に来てみましたが、サーキット以上にお客さんとの距離がすごく近いことを感じました。観戦する人にとっても、こんなに楽しい現場なんだと思ったので、もっともっと、いろいろな人にラリーを見てもらえるようになってほしいなと思いました。行ってみないと分からない世界だと思うのですが、行ってみれば本当に楽しいです!」とすっかりラリーの魅力にはまったようだ。ブースでは今回、アイセロカラーにカラーリングしたプジョー208ラリー4も展示。まずは実戦ラリーデビューでの姿を、楽しみにしたい。