2024.02.13 by PLAYDRIVE
クロスカントリーラリー ラリー
コ・ドライバーの梅本まどかが、2024年のラリー活動を発表した。3つのカテゴリーに参戦し、今シーズンをさらなるステップアップを目指す年としてチャレンジしていくとしている。
全日本ラリー選手権では、JN-2クラスにサブカテゴリーとして新設される「MORIZO Challenge Cup」にクスコ・レーシングからトヨタGRヤリスで参戦する星涼樹のコ・ドライバーを務める。20歳の星はこれまで、カートやドリフトで活躍。TGR WRCチャレンジプログラムの2期生選考会で、ファイナリストとしてフィンランド研修に参加した経験も持つ。
クロスカントリー車両やSUVによるスプリントラリーシリーズ「XCRスプリントカップ北海道」では、2023年チャンピオンの番場彬のコ・ドライバーとして、トヨタ・ハイラックスREVOでXC-2クラスに参戦する。
さらに、11月21日〜24日に愛知県豊田市を拠点に開催されるWRC最終戦ラリージャパンでは、2022年、2023年と同様に、Wellpine Motorsportから村田康介のコ・ドライバーとして、トヨタGRヤリスで参戦する。
さらに積極的にラリー活動を展開していくことになる梅本は次のようにコメントを寄せている。
「2024年は3つのラリーに参戦することになりました。今回このような機会を下さった株式会社キャロッセ長瀬社長に感謝申し上げます。私は、2018年にCJRT(CUSCOジュニアラリーチーム)からTGRラリーチャレンジでラリーデビューをさせて頂きました。そして、2019年から2023年までWellpine Motorsportより全日本ラリー選手権へのスポット参戦、またFIA世界ラリー選手権「フォーラムエイト・ラリージャパン」への参戦をさせて頂き、たくさんの経験をさせていただきました。Wellpine Motorsportの松井監督にも感謝申し上げます。
このようなラリー活動を行うなかで、「もっとラリーに出たい」という気持ちが強くなり2024年の参戦計画を立てていた際に、キャロッセ様より「MORIZO CHALLENGE CUP」全戦と「XCRスプリントカップ北海道」2戦への参戦に関するお話をいただくことができました。MORIZO CHALLENGE CUPという若手育成カテゴリーに参戦できることや、シリーズを通して戦えることが嬉しく、今はとてもわくわくしています。星涼樹選手はラリー経験がほとんどないのですが、カートやドリフト経験が抱負な若手選手なので、この1年でどう戦えるのか、1戦1戦を大事に走っていきたいと思っています。
このカテゴリー自体も様々な経歴を持った若手ドライバーが参戦するので是非注目頂きたいですし、その中でもみなさんの期待に応える走りができるよう頑張っていきます!
XCRスプリントカップ北海道は経験豊富な番場彬選手と組ませて頂きます。私はこれまでターマックラリーへの参戦が多く、グラベルラリーに参戦したいという気持ちが強かったので、このラリーに参戦できることがとても嬉しいです! 車両も初めてハイラックスに乗るので未知数ですが、今まで出来なかった経験、学びがあると思っています。しっかり準備して、2戦だけではありますが番場選手と良いペアになれるよう頑張っていきます。
11月のフォーラムエイト・ラリージャパンはWellpine Motorsportより参戦します。今シーズンの相談をした時に「コ・ドライバーとしてステップアップ頑張れ、応援してるよ」と言って下さった村田康介選手と組ませて頂きます。去年JRCar1クラスで2位表彰台を獲得できた自信とともに、フォーラムエイト・ラリージャパンでは今年も良い結果が残せるよう、この1年しっかりとたくさんの経験をし、また村田選手とみなさんの期待に応えられるような走りをしたいと思っています。
また、2024年は自動車総合サイト「Motor-Fan(https://motor-fan.jp/)」で記事掲載をさせて頂けることになりました。このような機会を頂けて株式会社三栄様には感謝しています。ラリーで経験したことやラリーのルールなどを、ラリーを知らない方にも楽しんでもらえるような記事を作っていきますので楽しみにしていて頂けると嬉しいです。
最後になりますが、いつも応援して頂いているみなさん、ホントにありがとうございます。沢山の方に支えて頂き、チャレンジさせて頂いていましたが今シーズンは更にもう1段ステップアップし、沢山のラリーに参加させて頂きます! みなさんに楽しんでもらえる走りができるようコ・ドライバーとして頑張っていきますので応援宜しくお願いします」