2019.10.06 by PLAYDRIVE
JAFの取り組み ラリー
JAFは、公示No.2019-WEB036において、2020年の日本ラリー選手権規定を公示した。2020年1月1日から施行される。
2019年からの主な改定点としては、全日本ラリー選手権のクラス編成において、JN3クラスは1500cc以上を追加、JN5クラスは1500cc以下の駆動方式を削除(前輪駆動車限定を解除)、JN6クラスは1500cc以下のAT車からRJ車両が削除された。
現在、JN6クラスでは、大倉聡などRJ車両のCVT搭載車で参戦中。大倉は、7月下旬に開催された第7戦横手ラリーで既に今季のクラスタイトルを確定させているが、来シーズン以降の動向が注目されることになりそうだ。
また、競技イベントの運営面などを規定する一般規定のブリーフィング規定では、ブリーフィングの実施有無にかかわらず、指示事項(ブリーフィング資料)を第1回審査員終了後ただちに公式通知で発行することになった。これまで、ブリーフィング資料を追加・変更する場合は公式通知を発行する必要があったが、改定後はブリーフィング資料そのものが公式通知化されることになる。
また、公示No.2019-WEB038において2020年JAF国内競技車両規則も公示された。ラリー車両規定において2019年からの主な改定点は
などがある。
全日本ラリー選手権においては、タイヤ、ホイールの規定は全日本ラリー選手権統一規則により規定するのが通例であり、同車両規定がどのように全日本ラリー選手権で運用されるかは、この後に公示される2020年全日本ラリー選手権統一規則を参考にしてほしい。