2013.09.23 by PLAYDRIVE
ダートトライアル ラリー
9月22日に広島県のテクニックステージタカタで開催された2013年JAF全日本ダートトライアル選手権『NANOTOP CUPダートトライアルinタカタ」で、最終戦までもつれ込んだ5つのクラスのチャンピオンが決定した。
23歳の山本裕矢(DL和弘ペンズITOインテグラ)と24歳の竹本幸広(クスコDLフォルテックインテグラ)の若手対決となったN1クラスは、竹本が今季3勝目を挙げるものの、7戦中ベスト5戦で獲得した得点が有効得点となるため、2位に入賞した山本がチャンピオンを獲得する結果となった。山本は今シーズンから本格的に全日本に出場。ルーキーイヤーでのチャンピオン獲得となった。また23歳の全日本チャンピオン獲得は、1999年にC2クラスのチャンピオンを獲得した炭山裕矢以来14年ぶり。さらに粟津原豊、炭山裕矢が持つ最年少チャンピオン獲得の記録に並んだ。
今シーズンが最後の年となるN2クラスは、西田裕一(DL・BOOBOWブーン×4)が今季3勝目を挙げ、自身にとって初となる全日本チャンピオンを獲得した。
岡田晋吾(J&SKYBWMYHシビック)、佐藤孝(DLアクションMSYMシビック)、稲葉幸嗣(メープルFORTDLインテグラ)、山崎利博(itzzペンズDL絆シビック)の4人によるSA1クラスのチャンピオン争いは、昨年のチャンピオンの山崎が今季3勝目を挙げるものの、有効ポイントの差で4位に入賞した岡田がシリーズチャンピオンを獲得した。岡田も西田と同じく全日本チャンピオンは今回が初。
SA2クラスは、北村和浩(MJトレーディングDLランサー)が第6戦今庄に続き2連勝を挙げ、4年連続となるSA2クラスチャンピオンを決めた。
SC3クラスは、タカタをホームコースとする梶岡悟が昨年に続きタカタ2連覇を達成するものの、シリーズポイントトップの炭山裕矢(CUSCO ADVANランサー)がシリーズ2位の丹羽政彦(FORTECジールDLランサー)の順位を上回る4位に入賞したため、炭山のチャンピオンが決まった。炭山の全日本ダートトライアルタイトルは、2001年以来12年ぶり。
気温が30度を超えるという、9月下旬としては異例の天候となったテクニックステージタカタは、ホコリ飛散防止のためSA1クラス出走前とSC3クラス出走前の2回、両ヒート合わせて4回の散水が行われるほどのドライコンディションとなった。また、路面状況は両ヒートとも固く引き締まった硬質ダート路面での戦いとなった。
2013年JAFダートトライアル選手権第7戦(最終戦)
「NANOTOPU CUP ダートトライアルinタカタ」
開催日:2013年9月22日
主催者:CCN/TTS
開催場所:テクニックステージタカタ(広島県)
天候:晴れ
路面状況:ドライ
【各クラスの優勝者】
クラス 氏名 車名 形式 決勝タイム
PN 佐藤秀昭 KYBアドバンオクヤマスイフト ZC32S 1’55.485
N1 竹本幸広 クスコDLフォルテインテグラ DC2 1’50.697
N2 西田裕一 DL・BOOBOWブーンX4 M312S 1’50.676
N3 北條倫史 DLシーンitzzTAランサー CZ4A 1’43.844
SA1 山崎利博 itzzペンズDL絆シビック EK9 1’50.410
SA2 北村和浩 MJトレーディングDLランサー CZ4A 1’42.377
SC1 前田幸男 DL NO?MARK ΩMR2 SW20 1’49.401
SC3 梶岡 悟 DLレイズingsランサー CT9A 1’41.986
D 谷田川敏幸 ADVANトラストインプレッサ GDB 1’41.247
リザルト:2013年JAF全日本ダートトライアル選手権第7戦 – NANO TOP CUP ダートトライアルinタカタ
(プレイドライブ)