2022.09.26 by PLAYDRIVE
JAFの取り組み ジムカーナ ダートトライアル
JAFは、9月21日付で2023年JAF国内競技車両規則第3編スピード車両規定の制定を公示した。
まず車両の定義として、形式指定番号が記入されていない輸入車に関して、スピードP車両では「当該自動車検査証の型式指定番号欄に型式指定番号が記載されていない輸入自動車は、当該自動車検査証の型式欄に排出ガス識別記号(E、GF等)を含んだ型式が記載されている場合に限り、型式指定番号が記載されているものとして取扱う。」とし、スピードPN車両、スピードN車両、スピードSA車両、スピードAE車両でも当該自動車検査証の型式欄に排出ガス識別記号(E、GF等)を含んだ型式が記載されている場合は、それぞれの車両の規定に基づく改造についてはこの限りではないとした。
2023年ではスピードPN車両が大きく変更される。まずフライホイールの修正加工、変更、交換ができるようになり、クラッチディスクおよびクラッチカバーが変更可能だった駆動系は、クラッチのディスク、カバー、スプリング、カラー、メインドライブシャフトフロントカバー、クラッチレリーズシリンダーおよびベアリングの変更が可能に(カーボン製は不可。機械式クラッチを電磁クラッチに、電磁クラッチを機械式クラッチに変更することは認められない)。
ショックアブソーバでは、アッパーマウントをピロボール(キャンバー調整機構のみ付加されたものを含む)に変更が認められる。スタビライザー、タワーバーも同一車両型式に純正部品および、メーカーオプションで設定されている部品に限り、取り付け、取り外し、交換が可能になる。