プレイドライブ


PDノートe-POWERニスモS、難コンディションのサバイバル戦でクラス3位入賞

2019.06.14 by PLAYDRIVE

PDノート ラリー

PLAYDRIVE

プレイドライブ・ラリーチームは、6月6日(木)~9日(日)に群馬県吾妻郡嬬恋村を拠点に開催された2019年全日本ラリー選手権第5戦「MONTRE 2019」にPD YH ノートe-POWERニスモSで参戦した。

今季はFIAアジア・パシフィックラリー選手権との併催となったモントレーは、競技規模が昨年よりもさらに拡大されたグラベル戦。関東圏はこの週末に梅雨入りを迎え、気候が不安定ななかでの開催となった。日産ノート e-POWER NISMO Sでの3戦目を迎えた伊藤隆晃/大高徹也組は、競技初日となる8日(土)、雨が降りしきるコンディションの中、ショートステージでベストタイムを連取。ロングステージでは苦戦を強いられながらも、この日はステージウインを4本獲得し、JN6クラス3番手で折り返した。この日の雨は翌9日(日)の路面コンディションにも影響を残し、ラリーもアクシデントが続出するサバイバル戦に。伊藤/大高組もターマック区間で前走車をパスした直後にコースオフし、コースには復帰するもののタイロッドを曲げる憂き目に遭う。その後も、荒れた路面とマシンの挙動のバランス取りを模索しながらも、SS16(9.77km)では6回目のベストタイムをマーク。クラス2番手まであと1.0秒差にまで迫った。最終的にライバルの逃げ切りを許したが、波乱のラリーを全ステージ走り切った伊藤/大高組は、JN6クラス3位でフィニッシュし、入賞を果たした。

伊藤隆晃(ドライバー)
「上りのステージではバッテリーが早くなくなってしまい、全開で踏んでもタイム差が出てしまいますが、フラットでツイスティなところで回生を活かしたe-POWERならではの走らせ方が分かってきました。速度が乗るところや荒れた路面でサスペンションとブレーキセッティングの課題が見えてきたので、そうしたエリアの対応を詰めていければ、さらにタイムを稼ぐことができると思っています。上りのSSに苦戦を強いられましたが、そのなかですべてのショートSSと約9kmのステージでベストタイムを出せたのは大きな成果だと思います」

JRC第5戦モントレー2019 JN6クラス リザルト
順位 ドライバー コ・ドライバー 車両名 タイム/差
1 大倉聡/豊田耕司 アイシンAW Vitz CVT 1:41:17.6
2 いとうりな/大倉瞳 YHブリッドAWオクヤマVITZ +3:36.6
3 伊藤隆晃/大高徹也 PD YH ノートe-POWERニスモS +3:40.8
4 中西昌人/福井林賢 YH・WM・KYB・SPM・くまモン・8 +5:43.4
5 クロエリ/多比羅二三男 CUSCO YH DAIWA FIT +8:12.4




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