2017.03.31 by PLAYDRIVE
PDノート ラリー
3月31日、プレイドライブ・ラリーチームは千葉県山武市のナリタモーターランドで、今シーズンの全日本ラリー選手権参戦車両「プレイドライブYHノートNISMO S」(PDノート)のシェイクダウンテストを実施しました。
今シーズン、PDノートで全日本ラリー選手権のターマック6戦に参戦を予定している伊藤隆晃選手がテストドライバーを務め、タスカ・エンジニアリングの山田淳一チーフメカとテインの山田歩エンジニアも帯同。PDノートのデビュー戦となる全日本ラリー第2戦ツール・ド・九州2017 in 唐津に向けて、組み上がったばかりの車両のチェックとセットアップを行いました。伊藤選手は初ドライブするノートNISMO Sの第一印象を「クルマ全体の感触はマーチに通ずるものがあると思います。その上で安定感があって、第1コーナーの進入などはバッチリ決まります。とくに直進安定性がとても良いですね」と語ってくれました。
昨年のマーチNISMO Sのエンジンは1500ccでした。対してノートNISMO Sは1600cc。100ccアップしたエンジンの印象はどうなのでしょうか? 伊藤選手に聞いてみました。
「ナリタモーターランドのようなストレートが短いコースでも、中速トルクの向上を感じることができます。上から下までフラットにトルクが出ている特性はアドバンテージになると思います。ナリタの細かいコーナーも2速のままで行けるくらい、下からトルクがありますね」本日発表されたエントリーリストによると、第2戦唐津のJN1クラスには11台が出走。今年もどうやら大激戦のクラスになりそうです。そんな唐津での目標は?
「(タスカ・エンジニアリングの)山田さんには『まずは完走してくれ』と言われています。でも完走だけでは(コ・ドライバーの)大高さんが許してくれないと思いますので(笑)。攻めるべきところは攻めて、ひとつでも上位を狙います」
プレイドライブ・ラリーチームでは、全日本ラリーへの挑戦の模様をお伝えする特設サイトをオープンしました。今シーズンも応援よろしくお願いいたします!
PLAYDRIVE × NISSAN JRC CHALLENGE 2017 – CINQ Racing