2017.03.23 by PLAYDRIVE
企業情報
TAJIMA MOTOR CORPORATION
タジマモーターコーポレーションは、高知県中土佐町に「浮揚式津波洪水対策用シェルターSAFE+(セーフプラス)」を7台納入した。地方自治体への納入は、和歌山串本町、静岡県吉田町に続いて三例目となる。
中土佐町は土佐湾に面しており、南海トラフ地震が発生すれば大きな被害が予想されるため、津波避難タワーや高台への避難路の整備に優先的に取り組んできた。しかし、これらの方法だけでは海岸至近に位置する特別養護老人ホームの入居者・スタッフの避難は困難であるため、新たな対策として浮揚式津波シェルターを検討。タジマモーターコーポレーションの製造するSAFE+の高い安全性と軽量な構造、乗り込みやすい低床設計が評価され、20人乗りタイプ7台が導入されたもの。
SAFE+は同社のレーシングカー設計製造技術を応用して独自に開発された浮揚式津波シェルター。丈夫で軽く、転覆時の復元性を高するための低重心設計は、レーシングカーに必要とされる技術との共通点があるという。
寸法:全長6160×全幅2330×全高2300mm
重量:約1300kg
材質:FRP
構造:上下分割(上部:発泡体サンドイッチ構造、下部:単板(厚板)構造)、二重底(床下に浮力体)
問い合わせ先
タジマモーターコーポレーション
防災事業部
TEL 0538-86-3886
info@safeplus.jp
http://www.safeplus.jp