2016.02.01 by PLAYDRIVE
ラリー
FIA INTERNATIONAL RALLY of TSUMAGOIと併催して開催されたJAF東日本ラリー選手権第2戦は、31日(日)に行われたレグ3のオープニングSSとなるSS14で大波乱が起きた。
浅間サーキットに特設コースが設けられたこのSSで、2日目をトップで終えた黒岩満好/永瀬浩一(三菱ランサーエボリューションIX)がフロントドライブシャフトを折損。2位の草間一朝/菅野総一郎(スバル・インプレッサWRX STI)を37.9秒リードし、「10秒差に追い上げられるまでは無理をしないペースで走る」と語っていた黒岩だが、思わぬトラブルでリタイアとなってしまった。
黒岩の脱落によりトップに浮上した草間は、そのままBC4クラストップの座を守りきりフィニッシュ。「黒岩さんに少しでもプレッシャーを与えるため、エンジンのパワー不足だったものの最後まで諦めずにプッシュし続けた」という走りが功を奏し、東日本部門を制してポイントランキング首位に立った。2位には、初日トップに立った浅井恵二/小林剛(スバル・インプレッサWRX STI)が、最後まで粘りの走りで2位の座を死守。3位には、「4位の青山(康)さんが追い上げてきてプレッシャーがかかったのですが、気合いを入れてなんとか逃げ切ることができました」という大橋智樹/船木敦史(スバルWRX STI)が表彰台の一角を守りきった。
東日本ラリー選手権BC2クラスにはミラ、ヴィヴィオ、ヴィッツの3台が参戦。ベテランの丸山高康/高梨晃臣(ダイハツ・ミラ)が7分以上の大差をつけてフィニッシュした。BICC CUPクラスには4台の4WD車両が参戦し、渡部貴志/高橋巧(スバル・インプレッサWRX STI)が優勝を飾った。