日本で唯一の国際格式ラリーであり、国内Bライセンスで出場できる最も過酷なイベント、それが「ラリー北海道」です。2013年の戦いは近年まれにみる激戦の様相を呈しました。特に今回は、APRC、JRCともに新たな王者の誕生や、若手の進出、驚愕の逆転劇など、様々なドラマが繰り広げられました。若手の新井大輝の活躍、現行ヴィッツのA6仕様の可能性など、日本人選手を中心にラリー北海道のすべてをレポートします。
全日本といえども、テントや工具などの機材をマシンに搭載し、自走で出場する選手たちはたくさんいます。少しでも安く、少しでも便利になるような彼らプライベーターの工夫は、ジムカーナだけでなくダートトライアルやラリー、走行会などを楽しむ人にとっても参考になること請け合いです。今回は、彼らの積載技術とその機材を本誌ワカサマが独自取材。独断と偏見でランクづけしています。エキシージやNSXなど、とても積めそうにないマシンの工夫も必見です。
地方のサーキットにとって、観客を集客できるレースの存在は非常に魅力です。しかし北海道の十勝スピードウェイは、現在メインレースと呼べるものがなく、ワンメイクカテゴリーのレースがメインイベントの位置づけとなっています。そんななかで、今年から始まった「GAZOO Racing 86/BRZレース」は多くの参加者を集め、大きな盛り上がりを見せています。地方にとってのナンバー付きレースの意味、そして低迷するローカルレース界にとっての意義など、地元北海道で実感したレースレポートをご紹介します。
打ち建てた金字塔
柴田優作が渾身の全戦優勝
(全日本ジムカーナ SA2クラス)
最後のタイトル
平田裕三が起死回生の走りで3連覇達成
(全日本ジムカーナ N1クラス)
夢は、世界へ
28歳・川名賢がもぎ獲った初めての栄冠
(全日本ラリー JN2クラス)
トヨタ86、初戴冠
横尾芳則が再び全日本王者に
(全日本ラリー JN3クラス)
好敵手
山本悠太と竹本幸広、次代を担う若手対決
(全日本ダートトライアル N2クラス)
[巻頭特集]
APRC&JRC
激闘! 2013ラリー北海道
25台が北の大地を疾走 国際ラリーに挑む日本人選手の戦い
[APRC REPORT]
1000km超のサバイバル
新井大輝の速さは本物か?
R1BベースのA6規定ヴィッツがAPRCで活躍中!
[JRC REPORT]
JN4 最終SSでの逆転劇/JN3 地元ドライバーの実力
JN2 ついに手にした栄冠/JN1 ベテランの走り、光る
今年もイロイロありました from the ラリー北海道’13
みんなどうやって積んでるの?
全日本ジムカーナ積載せんしゅけ〜ん
国内仕様ADVAN A053の真価
今月のサーキットウォッチング
86/BRZレースが地方サーキットにもたらしたもの
PD的ニューカーインプレッション
ルノー・ルーテシア
JAF全日本ダートトライアル選手権第7戦
NANOTOP CUP ダートトライアルinタカタ
JAF全日本ジムカーナ選手権第8戦
SuperGymkhana in IOX AROZA
JAF全日本ラリー選手権第8戦
41st M.C.S.C.Rally Highland Masters2013
JAF関東ジムカーナ選手権第10戦
K・S・Cハイスピードスラローム
2013池の平ダートトライアルシリーズ 第6戦
JAF関東ダートトライアル選手権第10戦
NDC-TOKYO ダートトライアルスピリット
JAF中部ダートトライアル選手権第7戦
北陸中日新聞杯 MRTだっトライアル2013
JAF九州ダートトライアル選手権第8戦
洞海・SECT土系自動車運動会 At スピードパーク恋の浦
千葉県ダートトライアル・フレッシュマン シリーズ第6戦
第52回T.W.Sダートトライアル
G6ジムカーナシリーズ2013第8戦
TSホソカワ・ラウンド
JMRC関東イーストラリーツアー第6戦
MSCC Tokyo Autumn Rally 2013
今月の表紙Car
リザルトデータベース
JMRC地区通信
News Bulletin Board
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PD From Readers
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編集後記・次号予告
誤)新井大樹
正)新井大輝
読者ならびに関係者の皆様にご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。