2016.04.04 by PLAYDRIVE
レース
レーシングドライバー寺田陽次郎が若手ドライバー育成を目的に結成した「Team TERRAMOS(チーム・テラモス)」が、2016年ロードスター・パーティレースIIIの参戦計画を発表した。
ロードスター・パーティレースは、2002年から続くマツダ・ロードスターによるワンメイクレース。登録ナンバー付き車両で参加でき、イコールコンディションで公平にコンペティションが楽しめるレースとして人気を博してきた。これまでは筑波サーキットを中心に年間5戦が組まれていたが、今年からはスポーツランドSUGOで開催される北日本シリーズ(年4戦)、筑波サーキットで開催される東日本シリーズ(年4戦)、岡山国際サーキットで開催される西日本シリーズ(全4戦)と3シリーズに拡大して開催される。
Team TERRAMOSは2016年、新たにスタートするND型マツダ・ロードスターNR-AによるNDシリーズクラスに2台、NCシリーズクラスに1台の計3台体制で参戦する。東日本シリーズのNDシリーズクラスに参戦するのは、昨年NCシリーズ2位に入った梅田剛。NC型ロードスターで争われる東日本シリーズNCシリーズクラスでは、今年レースデビューとなる藤井順子がステアリングを握る。また、北日本シリーズNDシリーズクラスには、昨年のNCシリーズクラスで6位となった22歳の鎌倉裕貴を起用する。
チーム代表の寺田は、「全車イコールコンディションで行われるこのレースで、レーステクニックとともにスポーツマンとしてのマナーを学び、チャンピオンを目指したい。」とコメント。単にレースでの速さだけでなく、選手にはレーシングドライバーとして、人としてのマナーを求めていることを強調した。また、「チャンピオンをとったら、次はアメリカでグローバルMX-5カップレースへとステップアップさせたい。」と語り、パーティレースだけで終わらない夢のあるチャレンジの舞台が用意されている。